創立は2022年3月。 身近な人から、そしていずれは沢山の人たちが、「楽しく働いて欲しい」という想いからピーカは生まれました。 まずは何をしている会社なのか、どんな会社なのか、沢山知っていただきたいと思っています。
PCA(ピーカ)は「Perceive Consider Act」の頭文字を取って名付けました。 Perceive=気付く Consider=考える Act=行動する 赤十字社を創設し、第1回ノーベル平和賞を受賞したスイスの実業家、ジャン=アンリ・デュナンの言葉「気づき 考え 実行する」からヒントを得ました。 これは私の小学校時代の恩師の好きな言葉でもあります。 弊社ではその言葉の意味や重みをとても大事にしており、気付き、考え、行動することのできる人の集まりにしたいと思っています。
業務を円滑に進めるために、自分の責任や「気付き」はもちろん、人の気持ちやニーズを汲み取る「気付き」、相手からも自分に「気付いてもらう」ということも必要です。 それをいかにアイデアとして落とし込むか、人の為にどんなことが出来るか、共に「考え」ていきたいです。 そして、それらを具現化するために奔走できる「行動力」が何よりも大事です。 失敗をしないように行動するのではなく、何でもやってみるトライアンドエラーも歓迎です。
私は薬学部を卒業し、大手製薬会社に就職して、他人から見ると順風満帆なエリートのように映りました。 実際に、勤め始めた頃は仕事も楽しく、毎日がとても幸せでした。 仕事が辛いと思ったことは一度もなかったのです。 しかしそんな矢先、ある転機が訪れました。 非常に真面目で人柄も良い上司が早期退職でリストラとなったのです。 営業職なので、数字が伴わない人材は切られていく社会ですが、真面目に取り組んでいてもダメな社会もあるのだと気付き、学びました。 大企業でも中小企業でもトップの意向は厳守で、自らが動ける自由度が低くなるのは当然のことです。 製薬会社での営業活動も非常に窮屈になっていき、自分のやりたいことがままならない状況に終わりを感じ始めました。
企業に属している人たちは、会社の中にいる自分の立ち位置を理解できているわけではないのです。 私は「もっとこうしたら利益が出る」「こうすればもっと楽しく働ける」というアイデアやビジネスを生み出すことは得意でした。 しかしながら、企業に属している内はそれらを行動に移すことは難しかったのです。 なぜならビジネスは1人だけで出来るものではありません。 志を共にした仲間や専門家の助言があって実現できるのです。 その為には会社が必要だったのです。
そして、「気付き、考え、行動する」という、恩師から教わったこの言葉をふと思い出しました。 今の状況に満足していてはいけないという気付き。 その為にどうしたらより良く生きていけるかという手段を考え。 起業して自らが実行する為に行動する。
そしてピーカが生まれました。
ピーカにはまだ実績もエビデンスもありません。 具体的に何をするか、どんなことが出来るのか、考えながら奔走する毎日でした。 経済を学び、ファイナンシャルプランナーや宅建の資格を取り、株や投資についても毎日勉強をしました。 その中で不動産投資に最も興味が湧き、大手製薬会社を退職して、勉強をする為に不動産会社に転職しました。 そこで、世の中には不動産知識がないままに不動産投資をしている人が沢山いるということも知ったのです。 知識があればもっとより良い資産になったであろうケースも沢山見てきました。 そういった人たちがもっと「気付いて考えて投資する」ようになれば、業界はもっと素晴らしい環境になるであろうと思いました。 株式会社PCA(ピーカ)が不動産を扱うキッカケともなりました。